投資を始める時。最初の一歩 投資初心者の方へ

株のリスクは内容をきちんと理解していれば、コントロール可能。

投資に興味はあるけど怖い。

株って危なそう。

正直なところ、これが世間一般の投資や株へのイメージなのかなと思っています。

しかしながら怖いと言っている人に、「どの辺が怖いの?」と聞いても、具体的な返答がくる事はほとんどありません。

みんな、なんとなくのイメージや、誰かが言っていたからとか、そんな漠然とした不安感なのかなと思います。

だから実際のところ株にはどんなリスクがあり、どう対応すればいいのかを私なりに書いてみました。

株のリスクはコントロール可能である。

「株で借金を背負った」や「一家離散した」などなど、投資や株で悲惨な目にあったという内容をいろんなメディアで見ることがあります。

しかし本当にそんなことがあるのでしょうか?

これについて結論を言えば、可能性としてはあり得ます。
ですが本来の株式投資(現物株投資)をしていて、さらに自分自身のコントロールが出来ているのであれば、借金を背負うようなケースは考えにくいのも事実なのです。

家計が破綻するようなのは、株に過剰にのめり込んで信用取引などのハイリスクなものに手を出したり、借金をしてまで株を買った時に起こります。

そして、

周りが見えなくなるほど過剰にのめり込んだら、株以外の物でも家計の破綻などは十分にあり得るのではないでしょうか。

たとえば買い物です。

カードローンや借金をしてまで、過剰な買い物をすれば破産しますよね。
株もそれと同じです。

自身の資金的な許容範囲をこえて株取引をした時に悲劇がおこります。

怖いのは株だから買い物だからではなく、

自分自身のコントロールが効かなくなる事なのです。

逆に言えば、株についてきちんと理解し、問題がない範囲の資金でおこなえば株のリスクは管理できます。

具体的な株のリスクとは

では株取引のリスクについての具体的な話をしていきましょう。

でも最初にちょっとだけ、注意点を。

注意ポイント

ここでは株の通常の売買にあたる、現物取引についての話となっています。これは、もともと私自身が信用取引などを推奨していないからです。(信用取引とは10万円の資金で、20万円分の売買をしたりする取引です。自分の資金以上に株を買ったり、売ったりするわけですね。)信用取引やオプション取引が悪いとは思いませんが、こういったハイリスクなものは玄人向けだと思っています。われわれのような素人は、コツコツと現物取引で利益を積み重ねるほうが無難だと考えています。

ここからが本題です。

まず株を持っている人は株主と言われます。そして株主は法で守られているのです。
この株主を保護する法律を『株主有限責任原則』と言います。

株主有限責任の原則とは

株主は会社に対して出資義務があるだけで、債権者に対しては責任を負わないというルールです。

といっても分かりにくいですよね。

シンプルに言えば、投資先の会社が倒産したとしても、株主は株を買った分の費用を失うだけで済むということです。

たとえ倒産企業が何億の負債を抱えていたとしても、株主にそれに支払いする義務はありません。

具体的には、100万円分の株を買っていたとすると、最悪の状況でも、その100万円を失うだけで済むということです。

現物株であれば、それ以上のマイナスになることはありません。ルールに守られているからです。

つまり、

生活に影響がない範囲の資金で株を買っているのであれば、株で生活が破綻するようなことは無いのです。

もちろん借金を背負うこともありません。

株式投資のリスクは、投資額をコントロールするだけで簡単に管理できるのです。

だから株で借金を作ったという人は、信用取引などのハイリスクなものに手を出したか、借金をしてまで株を買ったか等になるのです。

原因は株ではなく、自分自身のコントロールが出来なくなったところにあります。

ただ、ですね…

株には、人を誘惑する魔力があるのも事実です。
投資を始めたばかりの頃は慎重にしていても、いつしか儲けることに夢中になり、それしか見えなくなってしまう人もいます。

そうして人生を棒に振るケースがあるのも事実です。
怖いのは欲などの自分自身の感情にあることを忘れないようにしましょう。

最後にポイントを整理しておきました。

まとめ

株式投資は通常の取引である現物株だけに限定し、生活に影響のでない範囲の資金で行えばリスク管理が可能である。重要なのは自分自身をコントロールすることです。

ブログ村に参加しています

  • この記事を書いた人

株サラ

株からの収入だけで生活が出来るようになり、人生が変わりました。 そんな投資に感謝すると共に、多くの人にこんな世界があることを知って欲しいと思って記事を書いています。

-投資を始める時。最初の一歩, 投資初心者の方へ