投資を始める時。最初の一歩

サラリーマン投資家から見たネット証券の違い。

「投資や株を始めよう!」と考えて最初にするのは、証券会社の口座を開設することではないでしょうか。

でも、

証券口座の開設って、未知の物だからハードルが高いんですよね。

私自身も初めての時は「不安や心配」がたくさんでした。
ただ実際にやってみると分かるのですが、手間としては銀行口座をつくるのと大きな差はありません。

そして、なにより証券会社からみれば自分のところで口座を作ってほしいんです。
だから開設までの道のりを手厚くフォローしてくれますので、大きな心配は不要だと思います。

また、証券会社と一口に言っても、いくつかのタイプがあるんです。
昔ながらのところもあれば、ネット売買専門のところもあります。
まあ今の時代に、ネットがまったく使えないところは無さそうですけどね。

私の経験から言えば、個人で、仕事や家事のスキマ時間にやっていくならば「ネット証券」のほうが圧倒的に便利です。
さらにネット証券の方が手数料も安い傾向にあります。(取引手数料が無料なんて証券会社も出てきました。)

そのため今回は私自身がいま現在も使っているネット証券をご紹介します。

三大ネット証券

ネット証券の大手といえば、SBI・楽天・マネックスの3つでしょう。

最初にぶっちゃけると、この3つに大きな差はありません。競争が激しいですからね。

取引手数料の差はありますが、私のような長期投資家はそもそも取引回数が少ないので影響が小さいです。正直なところ誤差の範囲です。

だから個人的に取引手数料はあまり気にしていません。
しかし、もし頻繁に取引をするような投資手法でやっていくのであれば、手数料にこだわって決めるのもありだと思います。

また、私自身が取引手数料を気にしない長期投資家なので、ここから先の紹介は手数料以外の使い勝手などの部分についての内容となっていますのでご注意ください。

SBI証券

ネット証券といえば、真っ先に名前が出てくるのがSBI証券です。
すべてにバランスがよく、なんでもそろっています。

投資信託の品ぞろえ、後ほど説明させていただく「銀行との連動」。
セキュリティ関連も充実しています。

どこの証券会社にするか迷ったならば、「とりあえずSBIにしておけばいいんじゃない?」と言えるくらいです。

ただ実際に使ってみると、サイトの使い勝手が悪いなと個人的には感じています。
情報は詰まっているんですが、ゴチャゴチャしていて見にくいんですよね。

私自身は慣れるまでの間、ちょっと戸惑いました。
まあ慣れてしまった今では別にどうということもないんですけどね。

銀行預金との連動が便利

SBI証券の便利なサービスとして、銀行口座との連動があります。
SBIという企業グループはネット銀行もやっており、銀行と証券の両方を自社でやっていることを活用して、口座間やりとりが簡単になっています。

そのため投資での収益をもとに銀行口座から振り込みをするなどが楽に出来るのです。

ただ、この銀行との連動なんですが…初期のころには予想もしてなかったような問題がでてきています。

その問題とは、資金額が増えたことで起きたのです。
じつは日本の銀行預金は、一千万円までしか保護されません。

そのため銀行預金は一千万円以内に抑えたいのですが、投資資金が増えることで、株を買うために待機させている金額が一千万を超えるケースが発生しています。

もし投資でバリバリと資産を増やしていく予定で、振込などをする必要がないのなら、銀行連動はなしでもいいのかもしれません。

まとめ

SBI証券はバランスがよく、必要なものが一通り揃っています。そのため、どこの証券会社にするか迷ったら、とりあえずSBI証券でも良いかもです。

マネックス証券

私が一番はじめに開設をした口座です。
サイトが見やすくて直感的な操作ができ、とても使いやすいと思っています。

最初は株取引をするだけでもアワアワしますので、

サイトの使いやすさは、私の株に対するハードルを下げてくれました。

まあこの辺は個人の感想になってしまうので人によって違うかもしれません。

またマネックス証券の残念なところは、銀行連動がないところでしょうか。
正直なところサービス面では他の二社に劣る部分があると思います。

米国株に強い

マネックス証券は海外株、その中でも特に米国株に強く取扱品目も多いです。

なにより米国株も特定口座にできるのが素晴らしい。
特定口座ってなに?って、思われる方もいらっしゃるかもしれません。

特定口座を簡単に説明すれば、税金の手続きや支払いが楽になる口座のことです。

この特定口座にしないと、確定申告などが必要となり、なかなかの手間がかかります。
普段は確定申告をしないサラリーマンの方ならば、特定口座にしていないと面倒に感じるかもしれません。

そのため米国の個別株を買っていくなら、マネックス証券は最強じゃないでしょうか。

ちなみにですが、私は個別の海外株の購入をしていないので恩恵を受けてはいません。

まとめ

サイトは使いやすいですが、サービス面では他社に劣る部分があると思います。ただ米国株をやるなら、マネックスがいいのかな?

楽天証券

では続きまして、楽天証券です。
はじめに断っておきますと、私自身は楽天証券の口座を持っておりません。

あくまでも他の人が使っているのをみた感想です。
そのため使い勝手などを詳しくレビューすることができません。

他の人が使っているのをみて、便利そうだなと感じたところを書いていきます。

まず持株の決算日が近くなるとメールで知らせてくれる機能があるようです。この「お知らせ機能」がとても便利そうでした。
私はよく決算日を忘れていますので…

他にはSBIと同じように銀行連動があります。特にもともと楽天銀行の口座がある人には便利ではないでしょうか。

ほかに投資信託の取扱数などは他社と大きな差はありません。
基本的に大手証券会社ならば必要な投資信託などは全部そろっていますので、どこでもやっていけると思います。

GMOクリック証券

最後にGMOクリック証券を、ご紹介したいと思います。

実はこのGMOクリック証券は大手三社とくらべると、投資信託の取扱数が少ないなど、見劣りする部分があるのです。

ただ私の見ている限りでは、投資信託などもメイン所はそろっています。
そのため選択肢が減る可能性はありますが、投資をしていく上で大きく困ることはないのではと思います。

こんな感じで少し見劣りする部分があるのですが、それでもGMOクリック証券をご紹介するのには理由があるのです。

その理由は、

無料で使えるデータベースが、とてつもなく便利なんです。

過去10年分くらいの売り上げや利益の推移が見られるなど、多くの機能をもつデータベースがサイト内にあります。
長期投資をするのであれば、必須じゃないかと思うくらいにこのデータベースが有用です。

このデータベースのためだけに、口座を開けても良いくらいだと思っています。
別に証券口座は一つに絞る必要はありません。私自身も3つの口座を持っています。

ただもちろん口座数が増えると管理が面倒になりますけどね…

私と同じように長期投資をしようと考えている人は、ぜひGMOクリック証券を検討してみてください。

まとめ

データベースが便利すぎて、いつもお世話になっています。

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  • この記事を書いた人

株サラ

株からの収入だけで生活が出来るようになり、人生が変わりました。 そんな投資に感謝すると共に、多くの人にこんな世界があることを知って欲しいと思って記事を書いています。

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