私は今でこそ株式投資からの収入だけでも食べていけるようになりましたが、もともとは普通のサラリーマンでした。
投資が軌道に乗るまでは、サラリーマンとして働きながら副業として株をしていたのです。
しかも当時は管理職でもあったので、メチャクチャ忙しかったです。

だから仕事があるからって、株式投資には縁がない、ムリと諦める必要はありません。
ただ個人的には、サラリーマンが株をするならば『長期投資』がオススメです。
あ、そもそもですが、株に「長期投資」というスタイルがあることをご存じですか?
株についての会話を自分の周囲の人としてみても、皆さん株は何枚ものモニターを並べて毎日見て、何度も取引をするイメージを持っているようでした。
ですがその方法はデイトレードと呼ばれたりする短期取引の手法の一つであり、たくさんある株取引の方法のなかの一つにすぎません。
そして私がやっている長期投資は毎日取引をしません。だから仕事との両立が可能です。
まあ一口に長期投資といっても多くのスタイルがありますが、私などは年に数回しか株取引をしないですから、本業への影響はほとんどありません。
この「仕事の邪魔にならない」というのが、私が長期投資をオススメする理由の一つです。

そして長期投資には、サラリーマンにとってプラスとなる「もう一つの利点」があるんです。
そのもう一つについてをこれから書いていきたいと思います。
長期投資をすると数字を見る力がつく
株の長期投資というのは、企業の業績などを見て、株を買ったり売ったりします。
いわゆる売り上げとか、営業利益とか言われているアレです。
自分も最初はそうでしたが、苦手な方も多いのではないでしょうか。
でも仕事をしていると、売上などの管理を求められることがありませんか?
とくに出世して管理職になったら、ほとんど必須に近い能力だと思います。
その数字を見る力がなんと!、株の長期投資で身につくのです。
株の長期投資とサラリーマンにはシナジー効果がある
株の長期投資で業績管理能力がつくって、一石二鳥だとは思いませんか。
事実、私も、

投資をしていたおかげで数字に強くなり、サラリーマンとしての評価が上がったことがあります。
とくに上の立場の人に好まれるんですよ。
直属の上司などは行動面なども気にしてはいますが、上の立場の人ほど数字を中心に見ていることが多いです。
その数字にしっかりとアプローチしている訳ですから、評価されやすくなります。
また会社で何かの提案をする時にも、きちんと数字の裏付けをつけてあげると説得力があがり、意見が通りやすくなります。
投資で収益をあげられて、さらに出世というオマケまでついてくる。

悪くないと思いませんか?
企業のスタンスによっても違うかとは思いますが、業績をみられて、それに基づいての意見や行動ができるのはプラスに働くことが多いんじゃないでしょうか。
だから私はサラリーマンが株をするならば、長期投資をオススメしています。
もし株をやめてしまっても、長期投資で身につけた「数字をみる力」などのスキルは無駄にならないですしね。
株とサラリーマンって、やり方次第では相性がいいんですよ。