私の持株のなかでも、もっとも荒れているエスクリの決算が出ました。
思えば株を購入して少ししたところで連続ストップ安をくらい、業績が回復してきて「よしよし、これからだな」と思ったところでコロナ直撃。
なんとも振り回され続けている銘柄です。
株を始めて10年以上となり20周年も近づいていますが、ここまで荒れ荒れな株はエスクリくらいでした。
今の株価ならばリスクとリターンを考えればアリ
最初に決算短信から数字を転記しておきます。
(百万円) | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 前年比 |
売上 | 12,941 | 22,242 | +71.9% |
営業利益 | -6,401 | -1,376 | - |
純利益 | -5,416 | 477 | - |
決算の数字についてはコロナの影響が強すぎて、ビジネス内容がどうとか言える状況ではありません。
収益よりも、会社が潰れるのか、生き残れるのかって環境です。
そして生き残れれば、いずれ市場環境は回復していく可能性が高いでしょう。
さて、そこで私は今回の決算では財務のほうに注目しました。
そんな財務状況はけっして良好とは言えません。
しかし昨年よりは改善をしています。
また借入の金額を見ても過去に経験のあるレベルです。
そのため個人的には、これ以上の悪化がなければ生き残れる可能性が高いと考えています。
ただ正直なところ、コロナの影響がもう数年続いていたらエスクリも危なかったでしょう。
しかし最近の状況をみていると、なんとか乗り切れそうに感じています。
まあ相手がコロナという病気なので不確定要素が多く、はっきりと言えるものではないですけどね。
そんなエスクリ株ですが、個人的には人におすすめ出来るような銘柄ではないと思います。
しかし現状まで株価が下落しているのであれば、リスクとリターンを考えると割に合うとは考えています。
もちろん全力買いは危険ですよ。