エスクリの記事一覧

エスクリの株を買った理由とは

管理人の持ち株であるエスクリをご紹介します。

エスクリは結婚式場を運営している会社で、株の保有中にストップ安をくらったこともある銘柄です。

私は10年以上も株をやっていますが、ストップ安を連続でくらった銘柄はここだけなんですよね。

エスクリの企業分析と理論株価

※2021年3月期決算をうけて理論株価を修正しました。

理論株価 674円 (理論株価はDCF法を元に独自のアレンジを加えてあり一般的な理論株価よりも低く出る傾向があります)

エスクリという会社は、すこし前までは個人投資家から大人気でした。
しかし業績の悪化により株価が暴落し、さらに株主優待の改悪によって不人気株の仲間入りです。

当時の私も暴落の直撃を受けて、アワアワとしたのをよく覚えています。
ほとんどの人はその時に、株を売ってしまっているのでしょう。

自分がそれでも株を持ち続けたのは、業績悪化時の経営陣の対応に感心したからです。

当時、業績悪化の理由として会社側が発表したのは、ビジネスの拡大を急ぎすぎて、人員の育成が追いついていなかったのが原因であるとの内容でした。

そして経営の方向性を変更し、新規拡大をおさえ、既存店へ注力すると発表しました。
それから実際に新規開業が減り、少しずつ業績も改善しつつあります。

こうして書くと当たり前のように見えますが、業績が悪化した時にきちんと対応できる経営陣は本当に少ないんです。
たいていの場合は景気や政治などの外部環境のせいにして、自分たちに責任はないと言い訳が続きます。

エスクリのように方針に誤りがあったと素直に認めて、素早く対応する経営陣は個人的に素晴らしいと思います。
業績が悪化し、株価が暴落しても、エスクリの株を持ち続けたのはこれが理由です。

あのタイミングでの優待改悪は、良くなかったと思いますけどね…
あ、今は優待もすこし改善しましたよ。

そして、そんな暴落からもどりつつある頃に、コロナによる影響が始まりました。
ブライダル業界はまさにコロナ直撃です。

いまだに株は持っていますが、まあなんというか、私が持っている株のなかでこんなに変動が激しいものは他にありません。

ブライダル業界はオプション商法

じつは私…自分自身の結婚式をしたことがあるんです。
今は独身ですけどね。
つまり、そういうことなんですが。
この話は興味のない人も多いと思うので、ここでは語りません。

ただブライダル業界に興味をもったのは、自分の結婚式を挙げた時の経験からなんです。
「いい商売をしているな」と思いました。

そう感じた理由は、結婚式って典型的なオプション商法だったからです。
オプション商法というのは、追加料金で利益をあげるヤリ方になります。
オプション商法という呼び方は自分が勝手にしているだけなので、一般的には言い方が違うかもしれません。

そして、ブライダル業界のどこがオプション商法なのかと言えば。
ほぼ全部です。
まあやったことのある人は、すぐにピンとくるかもしれませんけどね。

料理はもちろん、ドレスから飾る花、写真にいたるまでアリとあらゆるもので追加料金が発生します。
自分自身も結婚式の準備中に、どんどん費用が増えていって焦りました。

人生で一回だし、花嫁や親戚などの手前、ケチりにくいんですよね…
正直、「恐ろしい」と思いました。

さて、式を上げる側から見ると怖いんですけど、商売としてみるとなかなか優良です。
価格競争に強いんですよ。

たとえばライバル店と、メインの式場価格で値下げ合戦になったとします。
そして式場の使用料では、利益を出せなくなったとしましょう。
それでもドレスのレンタルや、料理のほうでは利益をあげられます。

つまり価格が複雑でわかりにくいので、利用者はいつのまにか費用を取られてしまうんです。
店側から見れば、美味しい商売となるわけです。

こうやって書くとオプション商法って、特殊なことに思えるかもしれません。
でも、けっこう身近にたくさんあるんですよ。

それについては、ここから書いていきます。

意外と身の回りにあるオプション商法

たとえば私が好きな牛丼。
すこし前に牛丼並盛りの、激しい価格競争がおきました。

この時の勝者って「すき家」だと思っています。
そして、すき家が勝利した理由の一つがオプション商法であると考えています。

吉野家とすき家を比べてみると、すき家の方が「トッピングやセット」が豊富です。
実際に私が、お店で他のお客さんを見ていても、すき家では多くの人がトッピングやセットを注文しているイメージです。

そのため牛丼並の単品の利益が減っても、すき家はトッピングやセットメニューで儲けられます。
だから牛丼並盛りの価格競争が激しくなっても、影響が少なくて済んだんです。

実はマクドナルドも、ポテトやドリンクで稼いでいると言われています。
まあマクドナルドは原価を公表していないので、真相はわからないんですけどね。

こうしてみるとオプション商法って、思っているより自分たちの近くに入り込んでいませんか。

オプション商法の弱点

でもこうしたオプション商法にも、不安点があるんですよ。
明瞭会計・固定費用を武器に、勢力を拡大していくライバルが出てくることがあります。

そしてオプション商法を続ける企業は、明瞭会計のライバルに多くのケースでやぶれ、消えていきます。
みんな分かりやすいほうが好きですしね。

しかし結婚式場は建てるのに時間もお金もかかりますから、ライバルが出てきても拡大には時間がかかるでしょう。
そのため実際に明瞭会計ライバルが出てきてから株を売っても、手遅れにはならないと思っています。

ブログ村に参加しています

  • この記事を書いた人

株サラ

株からの収入だけで生活が出来るようになり、人生が変わりました。 そんな投資に感謝すると共に、多くの人にこんな世界があることを知って欲しいと思って記事を書いています。

-エスクリの記事一覧