理論株価や企業価値を算出する方法というのは、世の中にたくさんあります。
そして私は多くの手法の中からDCF法(割引キャッシュ・フロー法)を採用しました。
その理由について、これから書いていきたいと思います。
また、この記事はあくまでも理由だけで、数式などの細かいことは書いてありませんから気楽に読んでください。
なぜDCF法を使うのか
さて、そんなDCF法ですが、調べると難しい単語がたくさん出てきます。
専門用語も多く、私も最初の頃は苦戦したものです。
ただまあ、これについては、なんというか…最終的には慣れだと思います。
そしてDCF法による企業価格の算出を、私なりに噛み砕いてシンプルに言うと、
その企業が生涯に稼ぎ出す収益を合計したもの
つまり会社が未来に渡って生み出す利益を、単純に足し合わせるというのがDCFによる企業価値の算出です。
会社の値段を決めるときに、「会社が生涯にわたり稼ぐお金の合計金額」ってのは、とてもシンプルで分かりやすいと思いませんか?
人間でいえば生涯年収みたいなものです。
だからDCF法による企業価格の算出は、

とても論理的で合理的だと考えています
だから私はDCF法を採用しているんです。
正直なところ手法自体は昔からある古典的なものなんですけどね。
でも古いから悪いという訳ではありません。
むしろ真理という物は、いつの時代も変わらないのだと思います。