私もそうですが、株をやっている人にとって、株価暴落はとても恐いです。
それに個人的な感覚になりますが、ここ最近は暴落する頻度が増えている気がします。
なんか1〜2年に一度くらいは暴落をしていませんか?
もちろん暴落の強度が大きいのと、小さいのがありますけどね。
株価暴落はうまく利用すればいい
さて、これだけ頻繁に暴落がくるってことは、株式投資をやっていく限りは逃げることが出来ない。
だから、

そもそも株価暴落は悪いことばかりじゃないんです。
私のようなバリュー投資家からすると、暴落することでのプラス面があります。
むしろ、たまーに暴落してくれないと、大きな利益をあげられなくて困ります。
なぜかと言えば。
それは暴落は株を安く買えるチャンスでもあるからです。
少し株をカジッた人なら感じているかもしれませんが、「いいな!」って思う会社は株価が高いことが多いです。
やはり自分が良い企業だと感じる株は、他の人も同様に高く評価しているものなんですよね。
その結果として、「人気がある=株価が高い」となってしまいます。
株というのは安く買って高く売るゲームですから、とうぜん安く買えるほど勝率が上がります。
でも実際には、人気のある株はなかなか下がりません。
ところがそんな人気株も下がるのが、○○ショックなどの暴落時です。
こういった暴落時には、良い会社・悪い会社の関係なく、すべての株が下がるケースが大半です。
つまり優良企業の株を安く買えるめったにない機会だったりします。
だから株価暴落はピンチであると同時に、チャンスでもあるのです。
ちなみに私のようなバリュー投資家は暴落時に株を買いまくるので、バーゲンハンターなんて呼ばれたりも…
それに株式投資というのは、優良企業を安く買えると「こんなに簡単でいいの?」なんて思えるものなのです。
たとえば私はリーマンショック時も株を買っていたのですが、あの当時の日経平均株価は7000円とか、そんなところまで行った気がします。
ところが今の日経平均株価はいくらですか?
日経平均が7000円の時に買った株たちが今、いくらになっていると思いますか?
今の株価水準で日経平均が1000円下げたくらいでは、下がったうちに入りません。
まあ当時は、世の中が悲観だらけの中でコツコツと株を買っていたので、周りの人から狂ってるなんて言われてましたけどね。
しかし、恐怖に負けずに株を買った恩恵は十分にありました。
だから必要以上に株価暴落を怖がらなくていいと思います。
だって、チャンスでもあるんですから。