私の持ち株である「OATアグリオ」の2023年度決算が出たので、中身を確認して考察をしてみました。
ここをみて頂いている方はご存じかもしれませんが、OATアグリオは農薬や肥料の研究開発と製造・販売をしている会社です。
私は「人間が生きていく上で必要なもの」に投資をするのが好きなのですが、食糧は人間の生活の中でも重要度が高いと考えられるので注目して株を買いました。
今回の決算をみて、引き続き株を保有していくと決めました。
最初に決算短信から業績を転記しておきます。
(百万円) | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 前年比 |
売上 | 26,960 | 28,988 | +7.5% |
営業利益 | 3,346 | 3,766 | +12.6% |
純利益 | 2,261 | 2,488 | +10.0% |
2023年度12月期の決算は増収増益と悪くない内容だったと思います。
ただ市場からの評価は低かったみたいですね…利益の方が修正した会社予想に届かなかったのも理由の一つなのでしょう。
この会社は為替の影響を受けるため、予想が難しい株なのだと個人的には考えています。短期や中期の投資では運任せの要素が強くなるのかもしれません。
ところが長期投資という視点でみると、地道に成長を続けているので安心して継続保有できる株となるのです。やはり株式投資というのは「予定している保有期間」によって、「安定・不安定」や「良い・悪い」が変わるのだと思います。
そのことについては別の記事でも買いているので、良かったら一緒にみてください。下にリンクを貼っておきます。
さて、業績の方に話をもどしますが、来季の予想が減益となっています。
これについては会社発表の中身を見ましたが、研究開発費の増額と為替を厳しめに見積もっての事のようなので、個人的には問題のない減益と考えています。
まあ、しばらくは我慢の日が続きそうですが、長期投資は我慢の塊なのでもう慣れました。じっくりと待つ予定です。
最後にOATアグリオの株を買った理由について書いた記事へのリンクを貼っておきます。
良かったら、こちらも見てください。