私の持ち株の一つである、OATアグリオをご紹介します!
このOATアグリオは、農業に使う「肥料や農薬」などの開発・販売をしている会社です。
実のところ私は食料関連株に注目しており、2社の株を買いました。
OATアグリオは、その2社の内の一社となっています。
目次
OATアグリオの企業分析と株を購入した理由
※2022年12月期決算をうけて記事の内容を修正しました。
ここ最近はコロナの影響もあり行けてないのですが、以前に私はOATアグリオの株主総会に出席しました。
その際に当時の社長が、農薬などの開発企業であることを何度もアピールしていたのが印象に残っています。
世界的に見ても、農薬などの開発をしている会社は少ないんだそうです。ほとんどの農薬関連企業は販売会社でしかないとの事でした。
この開発企業であることが、この会社のアイデンティティーであり強みなのでしょう。
ちなみに投資家から見ると、

開発主体の企業はリスクが高い部類だと思います。
当然ですが開発には失敗のリスクがあるからです。そのかわり通常は収益性が高い傾向があります。
そのためOATアグリオ株は資産の大半を突っ込むような、全力買いをしていい投資先では無いでしょう。
ただポートフォリオの一部として持つならば、とても面白く期待ができると思っています!
食糧株に注目した理由
私自身は「人の生活に必要な物やサービスを提供している会社」に投資をするのが大好きです。
その理由はシンプルで、

不況になっても需要がなくならないからです。
私のように長期投資を前提としている投資家から見ると、安心して株を保有できるかは重要な要素です。
たしかに流行りのものはよく見えますし、株価が急上昇することもあります。
しかし流行は廃れるのが早いケースが多く、企業の将来についても予測が難しくて一か八かの要素が強いのです。
投資でお金持ちになるには、地味でいいから確実に、コツコツと利益を積み重ねていってくれる会社の株で十分だと考えています。
一発逆転の必要はありません。
複利の力を最大限にいかすためには、損をしないことが何よりも大切だからです。
そうして損をしないように気をつけながら、でも株式市場にしがみついていると、不思議なことにいつのまにかお金が増えているものだったりします。
さて、話がそれてしまったのでOATアグリオについての話に戻しましょう。
「人間が生きていくために、最も必要な物は何か?」と聞かれれば…やはり食糧だと思います。
不況になろうが、技術が進歩しようが、人は食べなければ生きていけません

10年後にはスマホよりもさらに便利な物が発売されて、スマホは世の中から姿を消しているかもしれません。
しかし10年後の人間が、食事をとらなくても生きて行けるようになっているとは思えません。
だから食料関連株に興味をもち、株を買いました。
食料関連株はまさに、一生涯にわたって持ち続けられる可能性がある株の一つではないかと思っています。
OATアグリオは開発主体だから、ちょっとリスキーなんですけどね。
そのため食料株枠として複数社でポートフォリオを組んでいこうと考えています。
財務状況は改善しつつある
さてここまで食料関連株である、OATアグリオを押してきました。
でも不安要素があるのも事実です。
とくに気になっているのが大型のM&A後に悪化した財務状況です。
この点についてはここ数年間はとくに気をつけてチェックをしてきました。
そして2022年12月期の決算をみて感じたのですが、財務状況は急速に回復しています!
円安を追い風に利益が急拡大した影響もあるんでしょうね。
まだまだ財務万全とまでは言えませんが、一般的にみて問題のないレベルにはなってきたのではと思います。
今後の日本で金利が上がる可能性も考慮するとムリな経営は危険ですからね。
そんな訳で私自身は2022年の決算を受けて、ますますOATアグリオ株をこのまま長期保有したい気持ちが増しています。