働いても、働いても、生活が苦しい。豊かになれない。
私は会社員時代に、そんな事を感じていました。
どうして労働者には余裕がないのでしょうか?
残念ですが…世の中の仕組みがそうなっているんです。
あなたの稼いだお金は、誰かのポケットに入っている
いまでも私自身はサラリーマンとして働いています。
このサイトを見に来てくれた人の多くもサラリーマンでしょう。
そんなサラリーマンの皆さんは、自分の労働によって出た利益がどこに集まっているのか。
誰のポケットに入っているのかを知っていますか?
たとえば、あなたが商品を売ったとしましょう。
そうすると売上の中から、商品の製造メーカーや、原材料を仕入れた会社に仕入れ費用が支払われます。
また商品を売るための広告を出していれば、広告会社にも費用を渡さないといけません。
もちろん売上の一部は給料として、あなたの所へも入ってきます。
しかし自分の手元に来るのは、せいぜい1割か2割程度でしょう。
大半は自分以外の誰かの元へといってしまいます。
そして、売上から経費や税金をひいて最後に残った利益。
この利益は誰のものだと思いますか?
なんと残りの利益はすべて、理論的には株主のものなんです。
(株を持っている人のことを株主と言います)
あなたが頑張って働くと、株主が豊かになる。
これが資本主義社会なのです。
自分の時間や健康をケズって働いても、あなたの所へは少しだけしか入ってきません。
これが労働者が豊かになれない理由です。

私自身はこの現実を知った時に絶望しました。
労働者は税金も高い
さて先程までは入ってくるお金の話でしたが、ここからは出ていくお金についての話をしましょう。
税金のことですね。
結論から言ってしまえば、サラリーマンって税金も高いんですよ。
日本では労働者の税金は、収入が増えるほど率が上がるシステムになっています。
なんと!
最終的に税率は半分以上にもなるんです。
一生懸命に働いても、稼いでも、50%以上をもっていかれる世界。
これが現実です。
ちなみにですが、株からの収入は源泉分離課税というものにすると、最大で20%になります。
株からの収入がいくら増えようと、20%より税率が上がることはありません。
なんか差があるとは思いませんか?
サラリーマンの税率が50%をこえるのに、投資家は20%。
サラリーマンが豊かになれない理由がわかりませんか?
なんか悲しいですよね。
労働者として頑張っても、大半は自分に物にはならない。
入ってくるほうも、出ていくほうも、両方とも自分以外の誰かの元へとお金が流れて行くのです。
世の中のシステムが労働者を豊かにしないように出来ているんです。
ですが悲観をすることはありません。
日本では誰でも株を買うことが出来るからです。
つまり株主となって資産家になることも可能なんです。
ちなみに昔は私も、ただの普通のサラリーマンでした。
搾取される側に居続けるのか、そこから抜け出すのか、あなたはどうしますか?