多くの人が立派な本社を持つ企業を、すごい、しっかりした会社と感じるようです。
実際に私自身も、学生時代に就職活動をしている時は、そう考えていました。
本社のボロっちいところは、「ツブれそうだし怖いなー」とか思った記憶があります。
でも投資家になって考えが変わったのです。
だって本社なんて、利益を一円も生み出しません。
そんな所にお金をかけている会社はダメです。
本社を豪華にするくらいなら、店舗のお客様駐車場の拡大や、品質向上・効率化などの設備投資。
そして優秀な人材など。
そういう売上や利益を生み出すところに費用をかけなければいけません。
だから今では会社の規模の割にボロい本社を見ると、ここは良い会社だなと感じて、「ふふっ」となります。
生き残る会社、利益を上げられる会社というのは、収益を生み出す所にお金を使うのです。