私の持ち株である「エイジス」から2023年3月期の決算が出ました。
ここ最近は業績の悪い状態が続いていますが、個人的にはあまり心配をしていません。
というのも、エイジスという会社のメイン事業である「棚卸しサービス」分野において、エイジスという企業は強固な地位にあるからです。
そのため世の中の状態が落ち着いてくることで、ある程度は業績も回復する可能性が高いと個人的には考えています。
さて、前置きはこれくらいにして決算の中身を見ていきましょう!
次なるビジネスの育成が課題。
最初に決算短信から業績を転記しておきます。
(百万円) | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 前年比 |
---|---|---|---|
売上 | 26,177 | 26,062 | -0.4% |
営業利益 | 3,936 | 2,804 | -28.8% |
純利益 | 2,250 | 1,870 | -16.9% |
2023年3月期は減収減益となりました。
月次の状況から予想はしていましたが、やっぱり悲しいものです。
ただ冒頭でも書きましたが、メインの棚卸し事業については大きな心配をしていません。
以前ほどの活況とはいかないまでも、ある程度の利益は今後も安定して稼いでくれると考えています。
そして今のエイジスという会社が抱える課題は、次なるビジネスの育成と創出でしょう。
実際に決算説明会資料を見ても、第二の柱であるリテイルサポートの育成と、新たなる柱の創出が掲げられています。
そのうち第二の柱であるリテイルサポートは育ちつつありますし、メインの棚卸し事業とのシナジーも高いと考えられるので期待が持てると思います。
ただ新たなる事業の創出に関しては、

新事業を成功させるのって、本当に難しいんですよね。
だから個人的には失敗の可能性も高いと考えています。あまり期待をしていません。
とはいえメインの棚卸しサービス事業は収益性が高いですから、その利益を使うことが可能であり、新事業の開発や拡大はしやすい状態だとは思います。
なんのかんの言っても、収益性の高いメインビジネスを持つ会社は強いのです。
だから私は大きな期待はしないようにしつつも、エイジス株の保有は継続していきます。
最後にエイジスの株を買った理由について書いた記事へのリンクを貼っておきます。
ビジネスは強い会社ですが、ブラック企業の疑いがあって投資するかを悩んでいた時期があります。