私の持株である「エイジス」の2022年度決算が出ました。
ここを見てくれている方はご存じかもしれませんが、エイジスは棚卸代行の大手です。
ただここ最近は業績が低迷しており、個人的に気にしている会社の一つなんです。
減収減益という残念な結果でした
最初に決算短信から数字を転記しておきます。
(百万円) | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 前年比 |
売上 | 27,966 | 26,177 | -6.4% |
営業利益 | 4,720 | 3,936 | -16.6% |
純利益 | 3,187 | 2,250 | -29.4% |
さて上の数字を見てもらえれば分かりますが、減収減益です。
まあ月次から予想はしていたものの…残念な結果になりました。
売上よりも営業利益が多く減っているのは、販売管理費の増加が原因です。
2022年度についても売上総利益率のほうは悪くありません。
そして営業利益減の原因が販管費ってことは、コントロールできる可能性が高いということでもあります。
そのため、これについては大きな問題はないかな?と個人的には考えています。
売上が減ったのは、まあなんというかコロナの影響が大きいでしょう。
純粋に営業を中止した得意先もあるでしょうし、他にも、
エイジスのビジネスは代行業(アウトソーシング)のため、得意先の会社が安い人件費で人を雇える状況だと、結果としてエイジスの価値が下がると考えています。
だって募集をかければ人は集まるし、低い給料で人を雇って自前でやることが容易ですからね。
そういう意味でもコロナ過にはエイジスの必要度は低下していたことでしょう。
だってコロナで仕事が減って、人が余ってましたからね…
とはいえビジネスとしての優位性が崩れたわけでは無いですし、財務状況も万全です。
長い目でほっぽっておけば、そのうち回復する可能性が高い銘柄だと思っています。
というか会社が抱えている資産は質も良いですし、資産価値だけをみても今の株価は安すぎる気がしますけどね。
自分のような長期投資家からすると、こういった株はほっぽらかしです。
それが最適だと理解していますから。
最後にエイジスの株を買った理由を書いた記事のリンクを貼っておきますので、良かったら一緒にみてください。
エイジスは強いビジネスモデルを持っているんですが、ブラック企業の疑いがあるんですよね。