自分の持ち株であるエイジスの決算がでました。
厳しい状況の中で、素晴らしい内容でしたね。
管理人のポートフォリオの中でも、こんなに良好な決算だったのはエイジスだけです。
エイジスの2020年3月期決算が出ました
(百万円) | 2019年3月期 | 2020年3月期 | 前年比 |
売上 | 27,669 | 28,402 | +2.6% |
営業利益 | 3,778 | 4,277 | +13.2% |
純利益 | 2,634 | 3,011 | +14.3% |
増収増益と良決算でした。
とくに利益の伸びが素晴らしい。
売上以上に利益が増えた理由を見ていくと、販売管理費が低下したためでした。
売上総利益率は変わりがないのですが、販売管理費比率が下がったことで、結果的に利益が大幅に増えました。
会社発表では棚卸し作業の生産性向上、繁忙期・閑散期の格差是正の結果であるとされています。
売上が増えているのに、トータルの販売管理費が減っているのは驚きです。
セグメント別に見ていくと、メインの国内棚卸しサービスの売上は前期比で減っています。
利益は大幅増ですけどね。
国内棚卸しの成長は頭打ちと思われますが、このセグメントで稼いで別の事業へ投資して成長するという王道を走っています。
第2の柱であるリテイルサポートの売上が、前期比111.5%と順調です。
今後の成長のエンジンとなってくれるでしょう。
これが一番、嬉しい内容ですね。
これからも期待できそうです。
海外はイマイチですね。
エイジスの課題は、この海外展開かもしれません。
他は怖いくらいに順調なんですけどね。
コロナウイルスの影響
決算を見ている限りでは、現在のところコロナの影響は小さそうです。
4月の月次も増収でしたしね。
しかし会社が発表した今期の業績予想では、コロナによる減収減益を見越しています。
実際にキャンセルや延期なども起きているようで、今後に注意していかないとダメでしょう。
ですが他の多くの企業よりは影響が少なそうです。
ただコロナにより倒産するような会社が増えれば当然、棚卸し代行ができる先も減ってくると思われます。