コロナ直撃の決算が出ました!
他の会社もそうですが、ドキドキしながら待っていたのです。
最初に見た感想としては、「まあ、こんなもんだよな」って印象で、予想の範囲内であったためホッとしています。
トレジャーファクトリーの、2021年決算の感想を書いていきます
最初に決算短信の内容をもとに、数字を書いておきます。
(百万円) | 2020年2月期 | 2021年2月期 | 前期比 |
売上 | 19,123 | 18,735 | -2.0% |
営業利益 | 939 | 106 | -88.6% |
純利益 | 515 | -134 | - |
純利益はまさかの赤字転落です。
まあコロナがこの状況ですからね、仕方がありません。
でもまさか…こんな時が来るなんてビックリです。
この会社はそこそこ安定した業績を上げていましたからね。
中身を見るもあまりに例年と違い過ぎるので、う~んとしか言い様がありません。
販売管理費が増えているのは、新店やM&Aの影響もあるので仕方がないと思います。
ただ売上総利益率が低下しているのが、少し気になります。
まあ単純にコロナの影響で利益率が高い商品が売れなかっただけ、という可能性もありますが…注意していく必要があると考えています。
在庫も増えてますしね。
私の場合、小売店では特に在庫金額に気をつけています。
売れ残って本来なら減損損失にしなければいけない商品を放置し、決算の数字だけ良くしているケースがあるからです。
また今回の決算で財務状況が悪化をしていますが、まだまだ危機的な状態ではありません。
とくに心配をするような状況ではないと思います。
とはいえコロナもどうなるかですし、油断はできませんけどね。
さて、決算そのものは特殊環境すぎて参考になりませんので、他のところを見ていきましょう。
今期の取り組みは?
決算説明書をみていると、今期は過去最高の出店計画、さらに従業員も積極採用を予定しています。
コロナが収まらない中で、なかなかの強気モードです。
これは個人的な経験からなんですが、ピンチの時に積極的に攻めた会社は、その後に伸びているイメージです。
だからトレジャーファクトリーにも期待しちゃいますね。
もちろん財務を破綻させるような、ムリな投資はダメですよ。
そこで今回のトレジャーファクトリーの投資を考えてみると、内容は本業のさらなる拡大ですし、規模もコントロール可能な範囲であり、問題ないかなと個人的には判断をしています。
だから結果を楽しみに待っている予定です。
成果がでるのは数年後でしょうけどね。
さて最後に、トレジャーファクトリーの株を買った理由や企業分析、理論株価を書いた記事のリンクを下に貼っておきます。
リサイクルって、日本でもこれから増えていくと思うんですよね。