私自身は株をはじめて、かれこれ15年になります。
そしてコツコツがんばった結果として、とうとう不労所得>生活費となったのです。
つまり働かないでも生活ができるようになった事を表しています。
時にこの「生活のための労働から解放されること」は、経済的自由と呼ばれます。
投資をしている人が目標にするものの一つかと思いますが、実際に達成してみて、何を感じるのか、何を思うのかを書いてみました。
労働からの解放
さて、働かないですむ経済的自由をゲットして、なにが変わったのでしょうか。
生活面からいえば正直なところ、特別なにも変わっていません。
仕事が正社員から派遣社員になり。
ちょっといい車に乗れたくらいでしょうか。
私自身はあまり趣味のない人で、車が少し好きなくらいなので…
仕事にも毎日通っていますし、食事も仕事が遅くなったとき以外は自炊をしています。
たしかに金銭的には余裕ができましたが、大きく生活を変えていない理由の一つは、怖いからなんです。
自分の経験的にも、ほかの人から聞いた話からも、ヒマは人を壊すと思っています。
時間がありすぎると人間は余計なことを考えてしまうし、不必要なことをしてしまいます。
遊びで時間を使ってもいいんですが、遊びってスグに飽きちゃいますしね。
だから暇しないように、今でも普通に働いています。
そして、ときどき思うんです。
一生懸命に仕事をして、帰って美味しい夕飯を作って食べる。
人生って…
「何か、これだけで十分なんじゃないかな?」と思います。
ちなみに正社員から派遣になって出来た時間の余裕は、こうしてホームページを作ったり、ブログを書くことに使っています。
何かを作り出すのって楽しいんですよね。
労働でお金を稼ぐことには価値がある
また、気付いたこともあります。
その気付きとは、「お金を使う」のは誰かが作り出した価値をわけてもらうことであり。
「お金を稼ぐ」のは自分が作り出した価値に、対価を払ってもらうことなんだと感じました。
自分で作った価値を誰かが必要としてくれたり、興味を持ってくれる人がいる。
そして更に、お金を出してくれる人までいる事が一番嬉しいんですよ。
働くこと、仕事、そこには意義があると感じました。
いまだに働いている理由の一つがこれです。
この記事をみてくれている「あなた」も、毎日の仕事が大変かもしれません。
でも「あなたの仕事」によって、助けられている人がたくさんいると思いますよ。
変わったのは心の余裕
不労所得が増えても生活はとくに変わらなかったと書きました。
しかし、大きく変わったものもあります。
それは心の余裕です。
働くことが楽しいと思えたのも、たぶんこの心の余裕が出来たからでしょう。
昔は本当にイヤイヤ働いていました。
そもそも投資をはじめたのも、「投資で儲けて仕事なんて辞めてやる!」と思ったからですし。
そして当時の自分はお金や生活のために働かないといけないというプレッシャーや、やらされている感が嫌だったんだろうなと今では考えています。
仕方がないからやっているのと、自主的にやっているのではモチベーションが違います。
だから不労所得を獲得することには意義があると思うんです。
それは派手な生活をするためではなく、仕事を楽しむために、そして人生を楽しくするために。
最後に今後の目標を書いたので、その記事へのリンクを貼っておきます。
投資家としての目標と、人としての目標の両方が書いてありますが、ただ単に自分へプレッシャーをかけるためだけの記事なので、興味のある人だけ見てください。